楽器に使われる金属の種類は様々!

こんばんわ!管楽器リペア担当の武田です!

楽器に使われている金属は様々なものがありますね!


・真鍮(銅と亜鉛の合金)
主にSAXや金管楽器、5円玉など
一口に真鍮と言っても銅と亜鉛の割合によっても変わりますね!
先週ご紹介したヤナギサワ「A-WO2」はブロンズブラスで銅が多く含まれております。
・銀(silver925、950、970など)
主にFluteやSAXなど
こちらも銀の純度によっても変わってきます。
純度が高いほど非常に柔らかくなり加工が困難!
よく使われてるのがシルバー925(純度92.5%)になりますね。
・洋白(銅、亜鉛とニッケルの合金)
主にflute、現500円玉など
SAXのネックソケットにも使われたりしてますね。強度があり加工もしやすい。
洋白製のフルートの頭部管を叩くと、コーンと高い音で響くので見分けやすいですね。
・金(18K、14K、9Kなど)
主にFlute、実はSAXも・・・
24Kが純金であり、数字が小さくなると純度が下がります。
あまりに高価で重く、密度が高いので吹くのが大変だとか...


他にも青銅(銅と錫の合金)白金(プラチナ)などまだまだあります。
ご紹介はまたの機会にしましょう!次回は表面処理や塗装についてご紹介しようかな?