気温
みなさんこんにちは!
弦楽器担当の山田です!
本日北見は恐ろしく寒いです。
気象庁のページを確認したところ最低気温が-23.8℃とかいうもうちょっと良くわからない寒さであります。
さてそんな気温と音程のお話。
皆さんはライブ中
「あれ?さっき合わせたのになんかチューニングズレてね!?」
といった経験はございませんでしょうか?
これは熱気がこもりライトもバシバシあたるステージ上の気温により弦が伸び縮みをして、張力が変化しチューニングが狂う・・・という現象。
基本的にエレキギターやアコギなどで使うスチール弦を張った弦楽器には
気温が高くなると音が低くなり、気温が低くなると音が高くなります。
これは気温が高くなると弦が伸び張力が弱まり音程が下がるのが原因のようです。
しかしクラシックギターなどのナイロン弦のギターでは
気温が高くなると音が高くなり、気温が低くなると音が低くなる
といった逆転現象が起こるようです。
これは「ある一定の張力下では、ナイロン弦の温度の上昇により長さが縮む」という特徴(Gough-Joule効果)により音が高くなるんだとか・・・