こんな楽器ご存知でしたか・・・?

みなさんこんにちは!

弦楽器担当の山田です!

さていきなりですが皆さんは"チャランゴ"という楽器をご存知ですか・・・?


南米はアンデス地方に伝わる民族楽器で16世紀にスペイン人が持ってきたギターの前身"ビウエラ・デ・マノ"を参考に作られた楽器です。
見た目はこんな感じ


パッと見た感じただの楽器に見えますが実はこの楽器、後ろ側は"アルマジロ"の甲羅で作られているのです。



なんでそんなことになったかというとこのアンデス地方、高地な為弦楽器を作るのに適した木材が無く困っていたらその辺にアルマジロがたくさん居てそれならアルマジロの甲羅で・・・


とのこと。

元々この地方ではアルマジロが食用だったらしく肉を食べた後、甲羅は捨てるかお皿として使うなどの使い道しかなかったそうなのでエコといえばエコなのかもしれませんね(汗)


このチャランゴは今でもフォルクローレ音楽でよく使われるそうですが

湿気に強い
鳴りが良い
そもそもアルマジロの数が減っている

などの観点から現在では木製のチャランゴが一般的だそうです。


枕元に置いていたら何かしらの霊的な物は出てきそうな気がします(笑)