本日、とっても嬉しいことがありました♪

僕の個人的な話になる事をお許し下さい。

わたくし藤田貴光は2004年〜2009年まで自己のバンド(ドラムス・ベース・ハモンドオルガン)で全国を駆け回るライブツアーを重ねておりました。毎年春と秋に全国約50ヶ所、夏と冬は北海道内を数ヶ所と、まさに巡業生活をしておりました。

2009年末に僕が病気をしてしまい、2010年春に決まっていた全国ライブツアーのスケジュールを泣く泣くキャンセルし、バンドを解散いたしました。

最後の全国ツアーをやってからもう3年経つのですね…。

なんて、遠い目をしていたら笑、なんと本日当店に『藤田さん…ですよね??…あの…千厩で藤田さんのライブ観たんですよ…』と尋ねてこられた方がいらっしゃいました笑。

岩手県の一関市から来られたのです!!

なんでも、その方は北見市には仕事で来られて、北見市といえばあのオルガン弾きの藤田がいるはず…と、楽器屋に飛び込んで情報を…と思ったら、ここに居たじゃん!!笑

しばらくお話をしていたら、その方がぼそりと『…藤田さん、もう東北には来ないんですか??…岩手の方ではもう演奏してくれないのですか??』と…。

ちょっと心が痛くなりました。病気とはいえ、こちらの都合で勝手にツアーをやめてしまい、数は少なくても毎年楽しみにしてくださり、応援してくださる方々の期待にこたえることが出来ない事に本当に申し訳なく思っております。

しかし、今はこの『タケダ楽器』というお店で働かせていただき、音楽講師という形で音楽に引き続き携わることができているから、こういう再会に結びついたことを心から嬉しく思います。

新しい出会いもたくさんあります。音楽のつながりも広がります。

『音楽をやっていて良かった!!』

と思います。

音楽には、そういう喜びを与えてくれる力があると信じています。

ミュージシャン・レコーディングエンジニア・PAオペレーター・ライブハウスの店主・楽器屋やCD屋のスタッフ・音楽講師・調律師・楽器の修理工…

音楽に携わる全ての方が、世の中には必要だと思います。

タケダ楽器の音楽講師として、その喜びを忘れずにいつも笑顔で音楽と向き合って生きたいと思います。

とても今日の再会は、嬉しかったですよ!!ありがとうございました。

(藤田貴光)